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日本老年看護学会第21回学術集会特集 シンポジウム2 さまざまな高齢者の看取りの場における多職種連携;マネジメントの実際と看護の役割
在宅・療養型病床・特別養護老人ホームで多職種連携の要となる看護職
The Nurse Manages Interprofessional Collaboration in Home Care, Convalescent Wards in a General Hospital and Nursing Home
塩塚 優子
1
,
大塚 眞理子
2
Yuko Shiozuka
1
,
Mariko Otsuka
2
1青梅慶友病院
2宮城大学
1Oume Keiyu Hospital
2Miyagi University
pp.15-16
発行日 2017年1月31日
Published Date 2017/1/31
- 販売していません
- Abstract 文献概要
日本老年看護学会第21回学術集会のテーマ「死を見据えたケア」のもとで,シンポジウム2の企画は,高齢者の生活の場における看取りに焦点をあて,多職種連携と看護の役割について検討することを目的とした.
超高齢・多死社会が到来しているわが国では,身体合併症を有し,要介護状態である高齢者がますます増加している.そして,施設や自宅で「独りで死ぬ」という覚悟をも迫られる時代となっている.なかでも長い人生を歩んできた超高齢者は,老化による衰弱と複数の疾患を抱えており,多様で複雑なケアニーズを有している.そのため,超高齢者に日々のケアを行い最後の看取りまで行う,すなわち,死を見据えたケアをするためには,看護・介護職だけでなく保健医療福祉の専門職,さらには暮らしを支えるさまざまな人々が連携協働して関わることが不可欠となっている.しかしながら,その実際については,具体的な方法がまだまだ確立しておらず,多職種連携の掛け声ばかりが先行している感もある.
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