Japanese
English
研究ノート
特別養護老人ホームで働く看護職の“やりがい”
“Worthwhileness” of the Nurses Who Are Working at the Nursing Homes
岩崎 佳世
1
,
小野 幸子
1
,
坪井 桂子
1
,
古田 さゆり
1
Kayo Iwasaki
1
,
Sachiko Ono
1
,
Keiko Tsuboi
1
,
Sayuri Furuta
1
1岐阜県立看護大学
1Gifu College of Nursing
キーワード:
特別養護老人ホーム
,
看護職
,
やりがい
,
nursing home
,
nurse
,
worthwhilenes
Keyword:
特別養護老人ホーム
,
看護職
,
やりがい
,
nursing home
,
nurse
,
worthwhilenes
pp.40-48
発行日 2007年11月1日
Published Date 2007/11/1
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
A県の全特養66施設の看護職を対象に,質問紙を用いた面接または自記式質問紙調査を行い,「特別養護老人ホームにおける看護職としての活動を通じてのやりがい」について尋ねた.102名の看護職から回答が得られ,大分類として【ケアによって入所者・家族の状態が維持・改善できること】【入所者・家族に喜んでもらえること】【頼りにされること】【看護職として判断し,ケアできること】【入所者1人ひとりの生活を支えるケアができること】【入所者の人生の最期に携わることができること】【他職種・他施設と協働して生活を支えること】【高齢者と関わることによる自己の変化を感じること】の8つに分類された.また,これらはケアをする過程,ケアの結果として得られた反応を受け取る過程,ケアを通して自分自身の変化を認識する過程における「やりがい」として構造化され,「やりがい」を見出す過程には,看護活動の振り返りが重要であると捉えられた.
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