第7回日本看護医療学会学術集会 シンポジウム
健康障害のある人のQOLと今後の課題
退院後のQOLを考えた急性期看護
坂之上 ひとみ
1
1名古屋第一赤十字病看護部
pp.54
発行日 2005年12月30日
Published Date 2005/12/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7009200251
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はじめに
平成15年度の国民医療費が31兆円を超えた新聞記事を目にしたのは記憶に新しい。厚生労働省は医療費抑制政策のひとつに在院日数の短縮を掲げているが、在院日数の短縮により、入院中の医療サービスが圧縮され職員の忙しさが増大していることはよく話題に昇る。では、在院日数の短縮は、サービスを受ける患者さんにとってはどのような影響を及ぼしているのであろうか?乳がんで治療を受ける患者さんの事例を通して、今回のテーマである「退院後のQOLを考えた急性期看護」の課題について病院看護管理者の視点で検討する。
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