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緊急レポート:COVID-19災害プロジェクト
COVID-19禍における学会認証「まちの減災ナース指導者」としての役割や活動の動機づけ
Motivation for roles and activities as a “town disaster mitigation nurse leader” certified by the Japan Society Disaster Nursing in COVID-19
小原 真理子
1,2
,
齋藤 正子
1,2
,
福島 俊江
3
,
大塚 由希
4
,
山﨑 由美子
5
,
紫 宇世
1,6
,
藤澤 美和子
7
Mariko Ohara
1,2
,
Masako Saito
1,2
,
Toshie Fukushima
3
,
Yuki Otsuka
4
,
Yumiko Yamazaki
5
,
Uyo Murasaki
1,6
,
Miwako Fujisawa
7
1日本災害看護学会教育活動委員会:まちの減災ナース指導者研修
2清泉女学院大学
3埼玉石心会病院
4牧田総合病院
5済生会川口看護学校
6ともだち診療所
7大日本印刷株式会社
キーワード:
COVID-19
,
まちの減災ナース指導者
,
学会認証
,
動機
,
役割
,
town disaster mitigation nurse leader
,
certified by the Japan Society Disaster Nursing
,
motivation
,
role
Keyword:
COVID-19
,
まちの減災ナース指導者
,
学会認証
,
動機
,
役割
,
town disaster mitigation nurse leader
,
certified by the Japan Society Disaster Nursing
,
motivation
,
role
pp.108-111
発行日 2020年12月31日
Published Date 2020/12/31
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200545
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- Abstract 文献概要
Ⅰ.はじめに
このたびのCOVID-19におきまして、保健・医療・福祉をはじめ社会インフラ等、国民の生活を支えてくださる皆様に深く畏敬の念を表し、厚く御礼申し上げます。
学会教育活動委員会(以下、本会)は、2018年度から学会認証「まちの減災ナース指導者」養成研修の企画運営に着手しました。これまで自然災害が発生した際に、被災地外等より被災地に出向き、迅速な医療支援(DMAT、JMAT等)、精神保健支援(DPAT等)、健康・生活支援(看護協会の災害支援ナースやボランティアナース等)、公衆衛生支援(DHEAT)、リハビリ支援(JRAT等)、栄養・食生活支援(JDA-DAT)といった様々な特徴をもつ人材が育成されてきました。多発する災害発生の現状、災害看護の静穏期における地域減災の役割を考えた上で、自身の生活圏内での減災活動を担う看護職が絶対的に不足しているため、「まちの減災ナース指導者」を養成し、修了した減災ナース指導者が居住地の減災ナースを育成する必要性を見出しました。その後学会認証に向けての養成研修に取り組み、学会認証の準備と養成研修期間を含め、2017年から4年が経過しました。
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