Japanese
English
【報告】
地域住民に対する『災害図上訓練』の実施と効果
The Implement and the Effect of Disaster Imagination Game (DIG) on the Inhabitants
河原(前川) 宣子
1
,
黒田 裕子
2,3
,
大谷 恵
4
,
前原 澄子
1
Kawahara-Maekawa Noriko
1
,
Kuroda Hiroko
2,3
,
Otani Megumi
4
,
Maehara Sumiko
1
1三重県立看護大学
2阪神高齢者・障害者支援ネットワーク
3元三重県立看護大学
4三重県立看護大学大学院
キーワード:
災害図上訓練
,
コミュニティ
,
災害看護
,
Disaster Imagination Game(DIG)
,
Community
,
Disaster Nursing
Keyword:
災害図上訓練
,
コミュニティ
,
災害看護
,
Disaster Imagination Game(DIG)
,
Community
,
Disaster Nursing
pp.34-42
発行日 2001年10月30日
Published Date 2001/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200336
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はじめに
災害看護が果たす役割は、災害時だけでなく『防災』という視点から、日常的にも存在すると考える。看護の対象となる患者や住民、また看護職者も常に危機的な状況におかれているとは限らず、防災意識の向上や災害時のヶアを計画するには相当の努力を要するのが実状である。しかし、日常的な防災への取り組みこそが、災害時に一人でも多くの生命を救うことにつながり、被災者の安全と安楽を守る看護体制が十分に機能できる大きな要因となるのではないだろうか。我々は、災害時に迅速で適切な看護を提供するための方法論を追究する中で、特に住民への日常的な看護介入方法として『災害図上訓練』(以下、DIG)をM県K町の住民及び行政と協働で実施し、その効果を検討したので報告する。
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