Japanese
English
【特別寄稿】
南投大地震の初期調査報告
The Early Assessment of the Great Nantou Earthquake
渡辺 智恵
1
,
片田 範子
2
,
アンダーウッド パトリシア
2
,
山本 あい子
2
,
新道 幸恵
3
Tomoe Watanabe
1
,
Noriko Katada
2
,
Patricia Underwood
2
,
Aiko Yamamoto
2
,
Sachie Shindo
3
1神戸市看護大学
2兵庫県立看護大学
3青森県立保健大学
pp.45-53
発行日 2000年1月30日
Published Date 2000/1/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7008200323
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はじめに
平成11年9月21日未明に発生した南投大地震は、エネルギー規模で阪神・淡路大震災を上回るものであった。台湾看護協会と日本看護協会は連携して震災後の被災者ケアの経験交流をすべく、ワークショップを開催することになり、日本災害看護学会のメンバーでもある我々5名は、地震発生から約1ヶ月後、現地入りした。被災した街では、「台湾・加油(がんばれ!台湾)」というスローガンが至るところに掲げられていた。ワークショップの中で、実際に被災地内の看護職から話を聴き、当該衛生局や被災地内の保健センターを訪れて、初期調査を行なった。その結果をアセスメント項目に沿ってまとめたので、ここに報告する。
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