日本看護診断学会第4回学術大会報告 看護診断の発展をめざして
【シンポジウム・1】
アセスメント能力を育てるための重点アセスメント用紙の使用
堀口 ゆかり
1
Yukari Horiguchi
1
1東海大学医学部附属病院
1Tokai University Hospital
pp.44-47
発行日 1999年3月15日
Published Date 1999/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7004100029
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東海大学病院では,1995年から1996年にかけ,記録システムの改革を実施し,標準看護計画に基づき看護計画のすべてが記録できるシステムとした.その過程で,経験3年以下のナースが50%を占める当院では,標準看護計画のみに依存せず,クライエントの状態やニーズに応じて,標準看護計画の修正・補完ができるか否かが大きな問題となった.
そこで,クライエントの状態やニーズを適切に把握し,計画に反映していくために,アセスメントが重要であると考え,重点アセスメント用紙を検討・開発した(図1).
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