第11回日本腎不全看護学会・学術集会記録 【ランチョンセミナー】
1.患者に情報は届いているのか?―患者との会話から見えるその実情
松村 満美子
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1NPO法人腎臓サポート協会
pp.15-17
発行日 2009年4月15日
Published Date 2009/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003100366
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私はNHKのアナウンサーを経て,テレビを中心に長い間仕事をしてきた.なぜ,一ジャーナリストがそんなに深く腎臓病とかかわっているのかと疑問をもたれる方も多いかと思うが,30数年前に透析をしている子どもに会ったのがきっかけで,「なんとかこの子たちに移植をさせてあげたい」と今まで活動してきた.
腎臓サポート協会の活動は2001年10月から始まった.腎臓病を患っている方とその家族のQOLを高めるために設立され,3年前からNPO法人になって,年6回『そらまめ通信』という機関誌を発行,また,セミナーの開催や会員からの健康相談,患者や医療従事者向けの冊子の作成など,幅広く活動している.
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