【実践報告】
6.アウトカム志向の透析センター・病棟連携クリニカルパス―アンケート調査から連携クリニカルパスの有効性を考察する
太田代 美樹
1
,
掛巣 三枝子
1
,
遠藤 明子
1
,
長嶋 洋子
1
,
大川 あさ子
1
,
大塚 玲子
1
1旭中央病院人工透析センター
pp.109-111
発行日 2005年11月15日
Published Date 2005/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003100244
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はじめに
当院では,平成9年よりクリニカルパス(以下,パスとする)導入に取り組み,平成11年に腎内科透析科49床の病棟と,透析センター(以下,センターとする)の看護単位の分離に伴い,それぞれにパスの改訂を行った.しかし,パスの時間軸が1週間単位の病棟と透析回数単位のセンターのパスでは,導入期指導において進行度が食い違うこともあった.
そこで,病棟・センター・各職種の役割を再確認したうえでパスの時間軸を統一し,アウトカムを明確にしたパスを作成した.連携パスが患者指導にどのような影響があったかを知る目的で患者・看護師にアンケートを実施し,考察したので報告する.
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