第7回日本腎不全看護学会・学術集会記録 【ワークショップ:透析看護サービスにおける安全と信頼】
3.看護管理者の立場から
江崎 眞知子
1
1金山クリニック
pp.17-20
発行日 2005年4月15日
Published Date 2005/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003100216
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はじめに
長期透析患者の増加,高齢化,合併症の出現などにより,提供するケアは複雑多岐にわたり,透析医療・看護の質の向上が求められている.また透析室は,患者が長年にわたって通院し,長時間を過ごす場所であり,居住的な環境が適切かどうかも問われている.今日,患者が求めているものは「安全で良質な透析を快適な透析室で受けること」であり,この要求を実現することが,透析看護サービスにおける安全と信頼に結びつくものと考える.このようななかで透析室の看護管理者には,
1.安全で快適な治療環境の提供
2.透析室看護実践の質を保証するための,看護実践能力の高い看護師の育成
が求められている.
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