特集 昭和40年度看護教育研究会夏期講習会集録
シンポジウム
総合看護について
看護教育者の立場から
湯槇 ます
1
1東京女子医大病院看護部
pp.24-26
発行日 1965年11月1日
Published Date 1965/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905940
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総合看護ということばが用いられてからそうとうの年月を過ぎているにもかかわらず,まだまだほんとうに概念の検討を要するということをひしひしと感じさせられるものであります。今日のシンポジウムにこの問題をとりあげられたことに深い関心をもち,今度こそ何かそれに対してうるものがあるのではないかということを期待しているのであります。
実際問題として,日常業務の中で総合看護ということがどう受けとめられ,またどうそれが実施されているかということは,次の時代の看護婦の教育をになっている私ども看護教育者の立場からすれば,ひじょうに大きな関心事といっても,最大の関心事といっても過言ではないと思うのであります。
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