【実践報告】
血液透析治療中の知覚時間の短縮に向けて―リラクセーション技法を用いて
浅野 律子
1
,
松井 みゆき
1
,
牛崎 ルミ子
1
,
千葉 志津子
2
1新生会第一病院血液浄化センター
2鳴海クリニック
pp.86-92
発行日 2002年11月15日
Published Date 2002/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.7003100124
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はじめに
先行研究(1999年透析医学会で発表)では透析患者の時間のとらえ方の実態を調査し,患者の多くが透析時間を長く感じ,透析時間の短縮を望んでいることを明らかにした1).
今回,血液透析療法中(以下,透析中とする)の時間の感じ方―知覚時間―に視点を当て,リラクセーションによる知覚時間の短縮に向けての援助を試みたので報告する.
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