第17回日本糖尿病教育・看護学会学術集会報告 ●シンポジウム1
実践力を高める
実践力を高める―学び,経験,再考へ
添田 百合子
1
,
小林 貴子
2
Yuriko Soeda
1
,
Takako Kobayashi
2
1大阪医科大学附属病院看護部
2大阪医科大学看護学部
1Osaka Medical College Hospital
2Faculty of Nursing, Osaka Medical College
pp.50
発行日 2013年3月15日
Published Date 2013/3/15
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長寿社会の今,糖尿病重症化予防を担う看護職への期待はますます大きくなっている.糖尿病教育・看護に関する研究や糖尿病看護に取り組む看護師の実践は,糖尿病医療の質の向上に着実に貢献している.しかし,糖尿病医療現場において看護が抱えている問題や課題は,未だ多いというのが現状である.そのひとつに,看護師が自分の看護実践を振り返り,再考することが弱い,あるいはどのように振り返りを行い,経験から学んでいくか,という課題がある.
そこで,日頃の看護実践を確実な看護の力にかえるための「おとなの学び,経験からの学習,現象学的なものの見方」を基盤にしながら,糖尿病教育(教育的支援)・看護を展開していくための示唆になるシンポジウムを企画し,3名の先生に講演いただいた.
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