第13回日本糖尿病教育・看護学会学術集会報告 ●会長講演
わざの創造とエビデンスの融合
稲垣 美智子
1
Michiko Inagaki
1
1金沢大学医薬保健研究域保健学系
1Institute of Medical, Pharmaceutical and Health Sciences, Faculty of Health Sciences, Kanazawa University
pp.39-49
発行日 2009年3月15日
Published Date 2009/3/15
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はじめに
本学術集会は,メインテーマを「わざの創造とエビデンスの融合」とした.特別講演では,エビデンスと実践,そのギャップを埋める臨床研究とし,エビデンスの基本と臨床研究の重要性をご講演いただく.
教育講演は3つ,①ナラティブを教育方法に使おう,②糖尿病看護にかかわる診療報酬設定の流れと課題,③質を保証するケア開発方法の探究とし,いずれも今私たちに求められていることを理解し共有する目的でご講演いただく.
またシンポジウムでは,糖尿病チーム医療の実質化,専門性を磨き合い,ケアシステムを築き上げるために,糖尿病教育方法をわざから技術にする取り組みを企画した.さまざまな環境にあるなかで,いま皆様が取り組んでいることに実際的な示唆が得られるようにと企画したものである.
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