第12回日本糖尿病教育・看護学会学術集会報告 ●会長講演
糖尿病教育・看護の実践知の集積と融合―美と文化への感性を高めて
正木 治恵
1
Harue Masaki
1
1千葉大学看護学部
1School of Nursing, Chiba University
pp.52-58
発行日 2008年3月15日
Published Date 2008/3/15
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はじめに
本学術集会は今回で12回目を迎えた.12年の時を経て,糖尿病教育・看護の知識が確実に蓄積されていることを実感している.特に本学会は,臨床現場と教育研究に従事する者が一緒になって作り上げてきたことが,大きな特徴として挙げられる.これは,本学会の誇るべきあり方ではないかと考えている.そのなかで,教育・研究を専門とする学術の場にいる者が,本学会,糖尿病看護の発展にどのように貢献できるかを,自分自身に問いつつ,私自身の糖尿病看護の臨床経験と研究,ならびに大学院生を中心とした研究を紹介しながら,本テーマに基づく私見を述べたいと思う.
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