Japanese
English
【研究報告】
島根県糖尿病療養指導士の活動実態と今後の課題
The Actual Conditions and the Tasks of Certified Diabetes Educator Shimane
鈴木 真貴子
1
,
田中 美紗子
2
,
上岡 澄子
1
,
武田 倬
3
,
西木 正照
4
Makiko Suzuki
1
,
Misako Tanaka
2
,
Sumiko Ueoka
1
,
Akira Takeda
3
,
Masateru Nishiki
4
1島根大学医学部看護学科
2松江赤十字病院 栄養課
3鳥取県立中央病院
4益田赤十字病院
1Shimane University School of Nursing
2Matue Red Cross Hospital
3Tottori Prefectural Central Hospital
4Masuda Red Cross Hospital
キーワード:
糖尿病療養指導士
,
島根県
,
仕事内容
,
課題
Keyword:
糖尿病療養指導士
,
島根県
,
仕事内容
,
課題
pp.14-22
発行日 2005年3月15日
Published Date 2005/3/15
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
- サイト内被引用 Cited by
平成10年に島根県で発足した「島根県糖尿病療養指導士(CDE島根)」の活動実態と,今後の活動課題について検討することを目的に,CDE島根116名を対象に自記式アンケート用紙を郵送し,留め置き法による調査を行った.有効回答は85名(73.3%)であった.職種では管理栄養士28名(32.9%)が最も多かった.勤務施設は市町村役場,診療所,高齢者の介護施設などに広がっていた.認定を受けたことが現在の仕事に役立っていると感じている一方で,仕事の難しさ,組織の体制,CDEによる療養指導に報酬がないことなどに問題を感じていた.認定後療養指導技術を高めるための研修会の開催,学習を生かし働きやすい環境を整えるための広報活動,アウトカムも含む療養指導の評価を積極的に行っていけるよう組織全体で取り組んでいくことなどが課題である.
Copyright © 2005, Japan Academy of Diabetes Education and Nursing. All rights reserved.