増大号 糖尿病のすべて。 検査データに基づいた診療のポイント
5章 療養指導
糖尿病療養指導士としての臨床検査技師の役割
中川 裕美
1
1倉敷中央病院リバーサイド 臨床検査室
キーワード:
糖尿病療養支援
,
糖尿病療養指導士
,
資格取得
Keyword:
糖尿病療養支援
,
糖尿病療養指導士
,
資格取得
pp.270-274
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.030126110540020270
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はじめに
疾患の多様化や治療の専門化によって,医療の現場では,さまざまな職種が連携するチーム医療の必要性がますます高まっている.糖尿病はそのなかでも早くから多職種連携の重要性が認識され,実践されてきた代表的な分野の1つである.これは,糖尿病が慢性疾患であり,血糖管理や合併症予防,生活習慣の改善など患者自身の継続的なセルフマネジメントが求められることから,多様な専門職による支援が欠かせないためである.
上記のような多職種連携の必要性の高まりを受けて,糖尿病療養指導士という資格が整備されてきた.本稿では,糖尿病療養指導士として臨床検査技師がどのように関わっているか,その役割に焦点を当て,連携の工夫の例や資格取得の重要性,地域医療との連携を含めた今後の展望について述べる.

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