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日本看護倫理学会第14回年次大会 教育講演IV
教育計画やラダーを指向した院内研究と倫理
Ethics on research oriented to educational plans and clinical ladders in the hospital
前田 樹海
1
1東京有明医療大学
pp.77-78
発行日 2022年3月20日
Published Date 2022/3/20
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- Abstract 文献概要
新たな知識を生産し、その体系化を担う「研究」には、文献検索、文献クリティーク、研究計画立案、データ収集、データ分析、報告書執筆、プレゼン資料作成、プレゼンテーションなどの工程が含まれる。これらの工程を遂行するためには、検索、批判的思考、論理的思考などの技術、データ収集方法や分析方法に関する知識、アカデミックライティングやプレゼンテーションができる実践能力など、きわめて多岐にわたる。
一方看護界において、看護師は免許の取得が能力開発のゴールではなく、看護師となったあとも学び続けなければならないという認識が広く行き渡っている。その学びの中には、看護技術のレパートリーを増やし、それらの技術に習熟するだけではなく、EBN(Evidence-Based Nursing)の基盤となるエビデンスの検索方法、見つけた文献の批判的吟味、データを得るためのコミュニケーション力やデータかそうでないかを見極める能力、それらのデータを情報に変換するために必要な知識、情報処理能力などなど、挙げればキリがないほどだ。
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