Japanese
English
◆特集 作業を使う
生活に結びついた作業「干し葉作り」について
The Making of Dried "Daikon Leaf" : an Activity for Linkage to Community Life
間 牧子
1
,
渡辺 豊
1
Makiko Aida
1
,
Yutaka Watanabe
1
1信楽園病院
1Shinrakuen Hospital
キーワード:
脳卒中
,
食品づくり
,
活動分析
Keyword:
脳卒中
,
食品づくり
,
活動分析
pp.24-28
発行日 1995年2月15日
Published Date 1995/2/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
- サイト内被引用 Cited by
要旨:急性期の脳卒中患者は,心身の障害に加え,低刺激環境である依存的な入院生活を送ることにより主体的な感情や意欲に欠けることが多い.彼らに対し,生活に結びついていて患者の興味に一致した作業活動の一環として「干し葉作り」を試みた.「干し葉作り」の特徴は,①馴染み易い……患者の心理的な抵抗感がない,②主体性がある……作業療法士の教示が最小限でよく,患者の主体的行動を引き出し易い,③文化的背景……当地の自然環境や生活様式を反映する作業である等である.これらの作業活動の特徴を生かし,通常の訓練と組み合わせて利用することで,急性期の脳卒中患者に良好な結果を得ることが出来た.
Copyright © 1995, Japanese Association of Occupational Therapists. All rights reserved.