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◆研究と報告
重度身体障害児・者における走査入力式ワープロの操作能力の評価—評価ソフトの開発と活用性
Assessment of the Ability to Operate an Automatic Scanning Word Processor for Persons with Severe Physical Disabilities : Development of Software and Practical Use
佐野 幹剛
1
Yoshitake Sano
1
1別府発達医療センター
1Beppu Developmental Medical Center
キーワード:
重度身体障害児・者
,
ワープロソフト
,
評価
Keyword:
重度身体障害児・者
,
ワープロソフト
,
評価
pp.351-357
発行日 1994年10月15日
Published Date 1994/10/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨:本研究では,重度身体障害児・者における自動走査入力式のワープロソフト(以下走査性ワープロ)の操作能力を客観的に評価できるソフトウエアーの開発と臨床での活用性について検討した.走査性ワープロの操作手順を分析し,その操作に必要な下位要素(反応性,弁別能力,協調性)と走査性ワープロの操作能力との相関を求めた.その結果,文字の理解力がある今回の対象群では,走査性ワープロの操作能力と反応性や協調性で高い相関が認められ,弁別能力では相関は認められなかった.また,症例検討の結果,評価ソフトの臨床場面での活用性が示唆された.
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