Japanese
English
◆研究と報告
重度アテトーゼ型脳性麻痺者の食事動作指導
A Report on the Training of Feeding Activities of a Severe Athetoid-type Cerebral Palsy Adult
小畑 順一
1
,
君塚 葵
1
Junichi Obata
1
,
Kimizuka Mamori
1
1心身障害児総合医療療育センター
1National Rehabilitation Center for Disabled Children
キーワード:
脳性麻痺
,
症例報告
,
摂食
Keyword:
脳性麻痺
,
症例報告
,
摂食
pp.15-20
発行日 1993年2月15日
Published Date 1993/2/15
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要旨:粗大運動,及び微細運動発達が6か月の重度アテトーゼ型脳性麻痺者に対し,自助具作成及び,食事指導により,食事動作改善を図った.その過程では,食物をすくう—口へ運ぶ—スプーンを抜くといった動作上の問題点に対して,手副子,テーブルへの工夫としての補高台,ストッパー,等の各種自助具を作成し,食事環境を整えた上で,食事指導を展開した.その結果,全介助状態から,OTが一部介助するだけで,スプーンを使用しての食事動作が可能となった.訓練経過を紹介し,手副子を含めた自助具の有効性及び,食事指導を効果的に展開する為の要因について考察した.
Copyright © 1993, Japanese Association of Occupational Therapists. All rights reserved.