Japanese
English
◆ケーススタディ
離断症候群の症例に対する言語的行動調整の試み
Regulating Diagnostic Apraxic Behavior by Using Speech in a Patient with the Disconnection Syndrome
種村 留美
1
,
種村 純
1
,
重野 幸次
1
,
長谷川 恒雄
1
Rumi Tanemura
1
,
Jun Tanemura
1
,
Koji Shigeno
1
,
Tsuneo Hasegawa
1
1伊豆韮山温泉病院 作業療法室
1Izu Nirayama Rehabilitation Hospital
キーワード:
離断症候群
,
拮抗失行
,
言語的行動調整
Keyword:
離断症候群
,
拮抗失行
,
言語的行動調整
pp.139-145
発行日 1991年5月15日
Published Date 1991/5/15
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
- サイト内被引用 Cited by
要旨:離断症候群を呈する症例でみられた拮抗失行に対し,Luriaの言語的行動調整の考え方に立つ訓練を試みたところ,ADL上改善が得られた.また前職業的訓練としても言語的調整を行ない,簡単な事務作業が可能となり社会復帰ができた.本例で拮抗失行が改善したのは,脳梁後部が健在であったため,左手動作が運動企図と照合および統合されたものと思われた.
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