- 文献概要
臨床データを学術研究にそのまま応用できないか.それは臨床現場の課題である.リハビリテーション臨床においては,ランダム化比較試験などの厳密な研究を行うことがしばしば困難である.一方ここ数十年で,観察データを用いたさまざまな統計手法が提唱され,有用な知見を提供している.本特集では,リハビリテーション医学専門家を中心に,観察データを用いた統計手法を臨床現場に応用できる形で提示した.臨床現場からの研究発信は,リハビリテーション医学をさらに発展させると期待される.本特集を参考に,研究発信を進めていただきたいと願う.
▷ 担当:小金丸聡子,企画:国内誌編集委員会
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