特集 パフォーマンス向上のための筋力トレーニング
神経変性疾患患者のパフォーマンス向上のための筋力トレーニング
松田 直美
1
,
高松 泰行
2
,
澤田 誠
3,4
,
饗場 郁子
5
Naomi MATSUDA
1
,
Yasuyuki TAKAMATSU
2
,
Makoto SAWADA
3,4
,
Ikuko AIBA
5
1国立病院機構東名古屋病院リハビリテーション科
2北海道大学大学院保健科学研究院
3国立病院機構鳥取医療センターリハビリテーション科
4鳥取大学医学部脳神経内科学講座脳神経内科学分野
5国立病院機構東名古屋病院脳神経内科
キーワード:
筋力トレーニング
,
神経変性疾患
,
筋萎縮性側索硬化症
,
パーキンソン病
,
脊髄小脳変性症
Keyword:
筋力トレーニング
,
神経変性疾患
,
筋萎縮性側索硬化症
,
パーキンソン病
,
脊髄小脳変性症
pp.903-910
発行日 2020年8月15日
Published Date 2020/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1551202000
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Point
●神経変性疾患は,疾患の症候や進行速度を理解したうえで,個々の患者の病期や症候に応じたリハビリテーション介入が必要である
●神経変性疾患における筋力トレーニングの優位性に関するエビデンスはなく,他のトレーニングを併用した複合的な介入が効果的である
●定期的な評価による効果判定を行い,適切な負荷量を検討したうえで実施する
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