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特集 回復期リハビリテーション医療—これまでの20年,これからの20年—
8 回復期リハビリテーション病棟から生活期への移行
Shifts to the Community-based Rehabilitation from a “Kaifukuki Rehabilitation Ward” for Convalescent Period Patients
川手 信行
1
Nobuyuki Kawate
1
1昭和大学医学部リハビリテーション医学講座
キーワード:
生活期リハビリテーション医療
,
回復期リハビリテーション医療
,
地域包括ケアシステム
,
多職種連携
,
ケアマネジャー
Keyword:
生活期リハビリテーション医療
,
回復期リハビリテーション医療
,
地域包括ケアシステム
,
多職種連携
,
ケアマネジャー
pp.522-527
発行日 2021年5月18日
Published Date 2021/5/18
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 回復期リハビリテーション病棟から生活期への移行に際しては,退院前カンファレンスなどで,患者の身体機能や能力退院先の生活環境を十分に考慮し,(住宅改修を含む)生活環境整備や人的手段の活用,各種福祉機器の導入,退院後のリハビリテーション医療の継続方法などを決定し,生活期に円滑に移行できるようにケアマネジャーなど生活期スタッフと綿密に連携することが必要である.また,退院後も定期的に障がいの変化を診断・治療する必要があり,地域包括ケアシステムの中で,地域リハビリテーションスタッフやケアマネジャー,保健師,介護福祉士の他,自治体や地域住民を含めた総合的・包括的な生活期リハビリテーション医療の構築が望まれる.
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