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特集 関節リウマチ
1 関節リウマチの疫学・診断・診療ガイドライン
Epidemiology, Diagnosis and Practice Guidelines for Rheumatoid Arthritis
松下 功
1
Isao Matsushita
1
1金沢医科大学リハビリテーション医学科
キーワード:
関節リウマチ
,
疫学
,
関節破壊
,
早期診断
,
診療ガイドライン
Keyword:
関節リウマチ
,
疫学
,
関節破壊
,
早期診断
,
診療ガイドライン
pp.1005-1010
発行日 2020年11月18日
Published Date 2020/11/18
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- 参考文献 Reference
要旨 関節リウマチの有病率は0.2〜1.0%といわれ,男女比はおおよそ1:3程度と報告されている.好発年齢はこれまで40〜50歳前後とされてきたが,近年では高齢発症の患者が増加してきている.関節リウマチの診断については2010年の分類基準を用いることで早期診断が可能となったが,これまで以上に鑑別診断を厳密に行わなくてはならない.わが国で作成された『関節リウマチ診療ガイドライン2014』の特徴として,非薬物療法に対するリコメンデーションが掲載されている.同ガイドラインでは関節リウマチに対するリハビリテーション治療の重要性が提唱されており,関節保護および運動療法は関節リウマチ患者の機能を向上させるため強く推奨されている.
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