プライマリケア医もできる! 関節リウマチ診療 プライマリケア医もできる関節リウマチ診断
プライマリケアにおける関節リウマチ早期診断 鑑別診断を中心に
大井 勝博
1
,
杉本 智裕
,
河野 紘輝
,
吉田 雄介
,
杉山 英二
1広島大学病院 リウマチ・膠原病科
キーワード:
Sjoegren症候群
,
変形性関節症
,
関節リウマチ
,
リウマチ性多発筋痛症
,
エリテマトーデス-全身性
,
紅斑-伝染性
,
鑑別診断
,
軟骨石灰化症
,
病歴聴取
,
プライマリヘルスケア
,
脊椎関節炎
,
早期診断
Keyword:
Arthritis, Rheumatoid
,
Chondrocalcinosis
,
Diagnosis, Differential
,
Lupus Erythematosus, Systemic
,
Medical History Taking
,
Osteoarthritis
,
Polymyalgia Rheumatica
,
Primary Health Care
,
Sjogren's Syndrome
,
Erythema Infectiosum
,
Spondylarthritis
,
Early Diagnosis
pp.1111-1116
発行日 2016年5月1日
Published Date 2016/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2016214737
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関節リウマチ(RA)の関節破壊を防止するには早期診断,早期治療が重要である.RA診断では1つ以上の関節腫脹が必須であり,関節診察を丁寧に行うことが大切である.2010年RA分類基準は特異性が低く,ほかの関節疾患との鑑別が求められる.RAの鑑別疾患で診断に迷う場合は早めに専門医にコンサルトすることが望まれる.
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