Japanese
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特集 脳腫瘍
7 脳腫瘍患者・サバイバーと就労支援
Employment Support for Brain Tumor Patients and Survivors
田尻 寿子
1
,
三矢 幸一
2
,
西村 哲夫
3
Hisako Tajiri
1
,
Koichi Mitsuya
2
,
Tetsuo Nishimura
3
1静岡県立静岡がんセンターリハビリテーション科
2静岡県立静岡がんセンター脳神経外科
3静岡県立静岡がんセンター放射線・陽子線治療センター
キーワード:
変動する機能
,
高次脳機能障害
,
就労支援
,
定着支援
Keyword:
変動する機能
,
高次脳機能障害
,
就労支援
,
定着支援
pp.637-644
発行日 2019年8月16日
Published Date 2019/8/16
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 脳腫瘍の場合,認知機能・高次脳機能障害や身体機能障害が生じ,就労に難渋することが多い.リハビリテーションにおける就労支援には,生命予後や変動する機能,治療の効果や有害事象などの視点が重要である.てんかん発作や巣症状,倦怠感,精神心理的側面に配慮しながら,障害されている機能にアプローチし,日常生活動作を再開し,生活リズムを整えるだけでなく,基礎体力の向上,通勤方法の検討も需要な課題である.多職種連携にて就労にたどりついた先には,長期間働き続けられるよう,定着支援も行うことも今後の課題である.
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