リハニュース【基幹研修施設インタビュー】
名古屋大学医学部附属病院 リハビリテーション科
西田 佳弘
1
1名古屋大学医学部附属病院リハビリテーション科
pp.69-70
発行日 2019年1月18日
Published Date 2019/1/18
- 販売していません
- 文献概要
全国から集まる難治性・稀少疾患患者のためにチーム医療のマネジメントができる医師を育成
新規リハビリテーション診療開始患者の登録数が1年間で約5,000人という名古屋大学医学部附属病院リハビリテーション科では,難易度の高い手術,難治性疾患・稀少疾患の治療など,多様な疾患に対する最後の砦として,周辺地域のみならず,日本全国から患者が集まります.
「疾患別にみると,脳血管疾患36%,運動器疾患22%,呼吸器疾患17%,心大血管疾患12%,がんリハビリテーション10%で,特色としては当院ががんゲノム医療中核拠点病院や小児がん拠点病院としての役割を担っているため,がんのリハビリテーションに積極的に取り組んでいます」と説明する西田佳弘先生は,ご自身の専門である骨軟部腫瘍診療の経験を生かして,さまざまな分野の専門医と連携をとり,集学的治療を基本にしたがんリハビリテーションに取り組んでいます.さらに,次世代の担い手となる若手リハビリテーション科医の育成にも積極的に取り組んでいます.
Copyright © 2019, The Japanese Association of Rehabilitation Medicine. All rights reserved.