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教育講座
脳卒中患者の帰結予測—FIM,拡散テンソル法MRI,自宅復帰
Outcome Prediction of Patients after Stroke
小山 哲男
1,2
Tetsuo Koyama
1,2
1兵庫医科大学リハビリテーション医学
2西宮協立脳神経外科病院リハビリテーション科
キーワード:
大脳脚
,
転帰
,
脳出血
,
脳梗塞
,
予後
Keyword:
大脳脚
,
転帰
,
脳出血
,
脳梗塞
,
予後
pp.773-782
発行日 2018年9月18日
Published Date 2018/9/18
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- 参考文献 Reference
はじめに
脳卒中は本邦において高齢者が要介護状態となる主要な原因疾患である.これらの患者に対して,適切な目標設定のもとにリハビリテーションを行い,必要な介助を考慮して転帰を設計する必要がある.そのためには,個々の患者の脳卒中病巣や症状に応じた帰結予測を行うことが望まれる.本稿では,これまで筆者らが行ってきた脳卒中患者帰結研究のうち,Functional Independence Measure(FIM)の対数曲線モデルと項目別難易度1, 2),拡散テンソル法MRI(diffusion tensor imaging:DTI)脳画像と運動機能3, 4),家族構成と自宅復帰5)の関連についての知見を紹介する.
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