- 文献概要
脳卒中,脊髄損傷など中枢疾患のリハビリテーション治療において,痙縮のコントロールは重要なテーマの1つである.従来の神経ブロック療法などに加え,ボツリヌス毒素による治療や髄腔内バクロフェン注入療法(ITB)も普及し,治療の選択肢は増えている.リハビリテーション医療においては,痙縮を抑えることだけではなく,その先のリハビリテーション治療戦略の中で治療法,治療する筋を選択することが重要である.本特集では痙縮治療を実践されているエキスパートの先生方から寄稿をいただいた.治療戦略の参考としていただければ幸いである.
▷ 担当:水野勝広,企画:編集委員会
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