連載 参加してためになる国際会議・第10回
ESSD (European Society for Swallowing Disorders)
若林 秀隆
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1横浜市立大学附属市民総合医療センターリハビリテーション科
pp.888
発行日 2017年11月17日
Published Date 2017/11/17
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- 文献概要
▶ 会議の概要
ESSDは嚥下障害をテーマとした,ヨーロッパ各国で構成される国際会議である.2011年9月にオランダ(ライデン)で第1回会議が開催された.その後,毎年開催され,第7回会議は2017年9月21,22日にバルセロナで開催された.Presidentは設立時から現在まで,スペイン(バルセロナ)のマタロ病院のPere Clavé先生である.会議前日にはPrecongress Course,その前日にはWorkshopが開催され,これらも含めると4,5日間の開催となる.第7回会議に合わせて,9月22,23日に第1回World Dysphagia Summit(WDS)もバルセロナで開催された(http://essd2017.com/).第7回会議の参加者は621人,WDSの参加者は534人であった.日本からの参加人数は少なくとも50人以上であり,過去最高であった.
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