特集 脳性まひのリハビリテーション
Ⅲ 乳幼児期の脳性まひ
C.S.S.(Chewing,Swallowing,Sucking)の訓練から言語治療まで
石川 晃子
1
1東京都立城南養護学校教諭
pp.634-639
発行日 1972年12月9日
Published Date 1972/12/9
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1518104325
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はじめに
子どものことばが発達していくためには,いろいろな条件があるが,話をしていることを人に認めてもらえるということは,重要なものの1つである.
脳性まひの子どもの中には,構音器官の運動機能が極端に低いために,話をしているにもかかわらず,人にわかってもらえるような発音がなされず,家族の者にさえも認めてもらっていない者が多い.
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