Japanese
English
特集 運動器リハビリテーションに必須の評価法と活用法
7 関節リウマチのリハビリテーションに必須の評価法と活用法
Mandatory Evaluation and Usage Methods for the Rehabilitation Treatment of Rheumatoid Arthritis Patients
佐浦 隆一
1
,
仲野 春樹
1
,
冨岡 正雄
1
Ryuichi Saura
1
,
Haruki Nakano
1
,
Masao Tomioka
1
1大阪医科大学総合医学講座リハビリテーション医学教室
キーワード:
関節リウマチ
,
機能評価
,
寛解
,
T2T
,
生活の質
Keyword:
関節リウマチ
,
機能評価
,
寛解
,
T2T
,
生活の質
pp.860-863
発行日 2017年11月17日
Published Date 2017/11/17
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 関節リウマチ(RA)のリハビリテーション医療は診断法や薬物治療の進歩に伴い,「廃用」の予防から寛解達成・導入後の「過用」や「誤用」の防止へと大きく変化してきた.しかし,薬物治療の恩恵を受けられず障害に苦しむRA患者も多い.RAのリハビリテーション医療では,障害にアプローチするのか? 活動を焦点にするのか? 参加を促すのか? また,ADL/APDLの改善か? QOLの向上か? 到達すべき目標によって,用いる物差し(評価法)と道具(治療法)が異なる.しかし,目標は違っても,RA患者を「生活しにくさをもつ人間」として捉え,機能から活動,参加にまで目を配り,最適な物差しで評価して,適切な道具を使って積極的かつ継続的,効果的に治療することが肝要である.
Copyright © 2017, The Japanese Association of Rehabilitation Medicine. All rights reserved.