Japanese
English
特集 運動器リハビリテーションに必須の評価法と活用法
3 腰痛症のリハビリテーションに必須の評価法と活用法
Essential Assessment and Utilizing Methods for Rehabilitation of Low Back Pain
工藤 大輔
1
,
島田 洋一
1
Daisuke Kudo
1
,
Yoichi Shimada
1
1秋田大学大学院医学系研究科医学専攻機能展開医学系整形外科学講座
キーワード:
非特異的慢性腰痛
,
腰椎椎間板ヘルニア
,
腰部脊柱管狭窄症
,
仙腸関節障害
,
STarT Backスクリーニングツール
Keyword:
非特異的慢性腰痛
,
腰椎椎間板ヘルニア
,
腰部脊柱管狭窄症
,
仙腸関節障害
,
STarT Backスクリーニングツール
pp.835-840
発行日 2017年11月17日
Published Date 2017/11/17
- 販売していません
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 腰痛症のリハビリテーションでは,red flags(危険信号)を有する重篤な脊椎疾患(腫瘍,炎症,骨折など)に伴う腰痛,神経症状を伴う腰痛,非特異的腰痛のトリアージを最初に行う.
腰椎疾患の評価ツールは痛み,機能,心理的な評価に大別される.これらを効果的に用いることでリハビリテーションを含めた治療の計画,治療効果の判定に役立てることができる.特に非特異的慢性腰痛における心理面の評価は必須で,近年報告されたSTarT(Subgrouping for Targeted Treatment)Backスクリーニングツールは,リスクに応じた層別化,治療介入に有用である.
Copyright © 2017, The Japanese Association of Rehabilitation Medicine. All rights reserved.