特集 Common Disease インストラクションマニュアル―患者に何をどう説明するか
運動器疾患
腰痛症
内堀 充敏
1
1愛知県がんセンター愛知病院整形外科
pp.574-576
発行日 2006年11月30日
Published Date 2006/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402101608
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腰痛は日常診療のなかではありふれた症状の1つである.しかし,その原因は多岐にわたり,それぞれに治療法も異なる.このため,適切な治療を行うためには,的確な問診,診察,画像検査などの情報を統合し,腰痛の原因について正確な診断を行う必要がある.また,慢性の腰痛症では患者の生活習慣や職業などの背景を把握し,日常生活の指導を十分に行い,増悪を予防し,症状の軽快を目指すことが重要となる.
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