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特集 電気刺激療法—最新の知見と展望—
3 Hybrid Assistive Neuromuscular Dynamic Stimulation (HANDS) Therapy
Hybrid Assistive Neuromuscular Dynamic Stimulation (HANDS) Therapy
藤原 俊之
1
Toshiyuki Fujiwara
1
1順天堂大学大学院医学研究科リハビリテーション医学
キーワード:
電気刺激
,
脳卒中
,
片麻痺
,
上肢機能障害
Keyword:
電気刺激
,
脳卒中
,
片麻痺
,
上肢機能障害
pp.574-578
発行日 2017年8月18日
Published Date 2017/8/18
- 販売していません
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- 参考文献 Reference
要旨 Hybrid Assistive Neuromuscular Dynamic Stimulation(HANDS)therapyは,脳卒中片麻痺患者における上肢機能を改善させる目的に開発された新たな治療法で,随意運動介助型電気刺激装置と上肢装具を1日8時間装着し,3週間行う治療である.中等度〜重度の上肢麻痺において有意な上肢機能の改善ならびに日常生活での実用性を改善させることが可能である.機序に関しても脊髄相反性抑制の改善,運動野皮質内抑制の脱抑制などが電気生理学的に確認されている.近年は外来でのプログラムも開発され,またbrain machine interfaceとの併用により,重度片麻痺患者においても実用性の改善が認められている.
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