日本リハビリテーション医学会専門医会学術集会／日本高次脳機能障害学会学術総会

　2016年10月29日（土）・30日（日）に第11回日本リハビリテーション医学会専門医会学術集会が金沢市文化ホールにおいて開催された．日本リハビリテーション医学会学術集会が2017年度から年2回開催となるのにあわせ，本専門医会学術集会は今回をもって単独としての役目を終えた．

　専門医会は専門医の資質向上や研究・研修活動への取り組み，リハビリテーション医学・医療の発展と普及を目的とした組織であり，学術集会では先進的な知見やその臨床応用を積極的にアピールしてきた．そして今回最後に選ばれたテーマは「リハ科専門医の実学」であった．代表世話人である金沢大学の八幡徹太郎先生のご挨拶にあったように，積極的に専門医を募るにあたり医学生や若手医師が注目するポイントはやはり臨床力・現場力であり，今回は両日とも数多くの実践的なハンズオンセミナーが企画された．