Japanese
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特集 リハ専門医が知っておくべき骨関節の3次元動態
8 膝関節のバイオメカニクス
Biomechanics of the Knee Joint
玉城 雅史
1
,
冨田 哲也
2
,
菅本 一臣
2
,
川島 邦彦
3
,
清水 憲政
4
Masashi Tamaki
1
,
Tetsuya Tomita
2
,
Kazuomi Sugamoto
2
,
Kunihiko Kawashima
3
,
Norimasa Shimizu
4
1姫路赤十字病院整形外科
2大阪大学大学院医学系研究科運動器バイオマテリアル学講座
3大阪医療センター整形外科
4市立芦屋病院整形外科
キーワード:
膝関節
,
バイオメカニクス
,
変形性膝関節症
,
人工膝関節
,
2D/3Dレジストレーション法
Keyword:
膝関節
,
バイオメカニクス
,
変形性膝関節症
,
人工膝関節
,
2D/3Dレジストレーション法
pp.774-778
発行日 2016年10月18日
Published Date 2016/10/18
- 販売していません
- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 膝関節は,骨,靱帯,筋肉のそれぞれが合わさって屈曲と伸展だけではなく,屈曲に伴う大腿骨-脛骨間のrollback motionと外旋運動を認める.変形性膝関節症では,一部に内旋運動を認める症例があり,正常膝とは異なる動態を認めた.2D/3Dレジストレーション法を用いた人工膝関節術後の動態解析では,大腿-脛骨コンポーネント間の屈曲角度は平均120°程度であった.脛骨に対する大腿骨の外旋運動は認められるものの,その回旋量は約10°前後と正常膝に比べて少なかった.またキネマティックパターンはさまざまであり,インプラントの表面形状,手術手技により規定されている可能性が高かった.
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