Japanese
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特集 疼痛とリハビリテーション
4 疼痛に対する物理療法・運動療法
Electrophysical Agents and Therapeutic Exercises for Pain
川村 博文
1
,
西上 智彦
1
,
伊藤 健一
2
,
大矢 暢久
3
,
辻下 守弘
4
Hirobumi Kawamura
1
,
Tomohiko Nishigami
1
,
Kenichi Ito
2
,
Nobuhisa Oya
3
,
Morihiro Tsujishita
4
1甲南女子大学看護リハビリテーション学部理学療法学科
2大阪府立大学大学院総合リハビリテーション学研究科
3湘南医療大学保健医療学部リハビリテーション学科理学療法学専攻
4奈良学園大学保健医療学部看護学科
キーワード:
痛み
,
物理療法
,
運動療法
,
認知行動療法
,
ニューロリハビリテーション
Keyword:
痛み
,
物理療法
,
運動療法
,
認知行動療法
,
ニューロリハビリテーション
pp.604-609
発行日 2016年8月18日
Published Date 2016/8/18
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- Abstract 文献概要
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- 参考文献 Reference
要旨 本稿では,疼痛に対する治療としての物理療法,運動療法について,有効性に関わる理論的な裏付けから臨床のエビデンスを交えて解説した.急性痛と慢性痛とでは,対応が異なり,急性痛には,過度な不活動は避け,原因となる組織損傷の治療を可及的早期に進めることと,可能な限り疼痛を抑制し長期化を阻止する目的で物理療法,運動療法などを実施することとなる.慢性痛には,感覚面に着目する以外に,情動面や認知面などの多面的・複合的な側面での特性の認識理解が不可欠であり,ADLやQOL向上を目的として,TENSなどの物理療法,運動療法,認知行動療法,ニューロリハビリテーション,学際(集学)的治療を導入することが重要である.
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