京都府立医科大学リハビリテーション医学教室

　京都府立医科大学は1872年に設立され，以来140年以上の歴史をもつ，わが国でも有数の伝統を誇る公立医科大学です．東は鴨川の清流，西は京都御所の緑に接し，京都市内中心部にありながら風光明媚な環境に恵まれています．設立から今日に至るまで，附属病院では府民のための医療を第一とし，大学では地域社会の要請に応えることのできる質の高い医師・医学者を養成するという使命を担っており，府民から絶大な信頼が寄せられています．

　京都府は進行する高齢化に対して，京都式地域包括ケアシステムを推進することを方針とし，中心となる3大プロジェクトとして，「認知症」「看取り」「リハビリテーション」（以下，リハ）を取り上げました．その「リハビリテーション」プロジェクトの一環として，2014年10月1日，京都府立医科大学にリハビリテーション医学教室が開講しました．