第48回 日本リハビリテーション医学会 学術集会/千葉 《シンポジウム》脳の可塑性と運動学習―リハビリテーションへの応用を目指して―座長/野崎 大地
頭皮脳波における事象関連脱同期を用いた運動学習
牛場 潤一
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1慶應義塾大学理工学部生命情報学科
pp.674-678
発行日 2012年10月18日
Published Date 2012/10/18
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はじめに
ブレイン・マシン・インターフェース(BMI)は,脳と機械を直接接続して相互作用させるサイバネティクス技術の総称である.したがって,視覚や聴覚などの感覚を機械センサによって代行させるものを感覚入力型BMI,脳内情報処理の過程に操作を加えたり情報をモニタリングしたりするものを介在型BMI,運動意図に基づいてロボットアームやコンピュータカーソルが代行的に動くものを運動出力型BMI,というように,脳と機械の関わり合い方によって区分することができる.本発表ではこのうち,第三のタイプの運動出力型BMIに関する研究動向について,運動学習の観点から検討を行い,今後の方向性について議論した.
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