第47回 日本リハビリテーション医学会 学術集会/鹿児島 《シンポジウム》臨床神経生理学とリハビリテーション―座長/木村 彰男・岡島 康友
誘発電位による圧迫性頸髄症の機能評価
谷口 愼一郎
1
,
谷 俊一
1
,
田所 伸朗
1
,
石田 健司
2
,
永野 靖典
2
,
牛田 享宏
3
1高知大学医学部整形外科
2高知大学医学部附属病院リハビリテーション部
3愛知医科大学学際的痛みセンター
pp.842-848
発行日 2010年12月18日
Published Date 2010/12/18
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はじめに
脊髄の機能評価法として現在行われている電気生理学的検査や画像検査は,電気生理学的検査では体性感覚誘発電位検査(SSEP),脊髄誘発電位検査(SCEP),運動誘発電位検査(MEP),針筋電図検査,各種反射波(F波,H波,T波,など),画像検査ではMRI検査,PET検査などを挙げることができる.我々は体性感覚誘発電位や脊髄誘発電位を記録して圧迫性頸髄症の機能評価を行ってきており,本稿では,これらの検査法,特に脊髄誘発電位による伝導ブロックの評価について概説したい.
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