第46回 日本リハビリテーション医学会 学術集会/静岡 《シンポジウム》包括的リハビリテーションにおけるリハ科医の役割―座長/上月 正博・谷 俊一
呼吸器疾患の包括的リハビリテーションにおけるリハ科医の役割
笠井 史人
1
,
水間 正澄
1
1昭和大学医学部リハビリテーション医学教室
pp.209-213
発行日 2010年4月18日
Published Date 2010/4/18
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はじめに
筆者は医学部卒業直後よりリハビリテーション(以下,リハ)医学を専攻し,大学付属病院を中心に本医学会の提唱する必須8分野全般の診療に約20年間携わってきた.このような呼吸器疾患の専門家ではない筆者に,呼吸器疾患リハにおけるリハ科医の役割について論じる機会が与えられたことに感謝するとともに,標準的な一リハ科医としての意見を発言させていただくことにする.まず,「呼吸器疾患の包括的リハにおけるリハ科医の役割」について,これまでの発展の背景について概略を示し,また本学での取り組みを紹介してリハ科医の役割を考察する.そして,視点を変えて,本題フレーズの前後を入れ替えた「リハ科医における,呼吸器疾患リハ」についても述べる.
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