調査報告
医療施設における言語聴覚士の業務実態について―全国調査協力拠点施設の調査結果より
髙野 麻美
1
,
高山 優子
2
,
石原 徳子
3
,
古賀 昭貴
4
,
森田 秋子
5
1船橋市立リハビリテーション病院
2鵜飼リハビリテーション病院
3甲州リハビリテーション病院
4東京北社会保険病院
5初台リハビリテーション病院
pp.159-166
発行日 2012年11月15日
Published Date 2012/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.6001100338
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Ⅰ.はじめに
最近の医療情勢の変化は著しく,言語聴覚障害(児)者に対して一定のサービスを保障するためには,言語聴覚士の勤務する医療施設の概要やリハビリテーション(以下,リハ)提供体制を把握したうえで,診療報酬改定に向けた活動を展開していくことが必要である.
医療保険部では,調査結果の信頼性を高め,現場の正確な実態把握を行うために,平成22年度から各都道府県士会の協力を得て「調査協力拠点施設網」の構築を進めてきた.
今回,調査協力拠点施設網の構築に協力可能と回答のあった33都道府県士会より推薦された施設を対象として,以下の調査を行ったので報告する.
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