リポート「現場,最前線」
訪問言語聴覚療法の意義と役割
米井 芳子
1
1医療法人養和会広江病院リハビリテーション科
pp.183-184
発行日 2005年12月15日
Published Date 2005/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.6001100052
- 有料閲覧
- 文献概要
1.はじめに
一般的に,発症後長期間経過したコミュニケーション障害者では,言語聴覚療法の効果が得られにくいといわれている.しかし,当院では1994(平成6)年12月より,発症後長期間経過した症例も含めて,訪問によるアプローチを積極的に行っている.その結果,発症後長期間経過した症例にも言語聴覚療法の効果を認めている.
今回,これまでの訪問言語聴覚療法の経過をまとめ,訪問言語聴覚療法の意義と役割について検討・考察したので報告する.
Copyright © 2005, Japanese Association of Speech-Language-Hearing Therapists. All rights reserved.