特集 地域を支えるリハビリテーション・カンファレンス
地域リハ支援センターでの地域ケア会議推進への取り組み
地域ケア会議における言語聴覚士の役割
山本 徹
1
1医療法人社団永生会在宅総合ケアセンター 訪問看護ステーションとんぼ
pp.385-388
発行日 2016年6月15日
Published Date 2016/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200392
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はじめに
STは「話す・聞く・食べる」のプロフェッショナル(日本言語聴覚士協会)である。地域包括ケアの時代にあって,自立支援型プラン作成の必要性が強く打ち出されている。しかしSTの専門性が特に発揮される,コミュニケーションに障害がある人は,適切なコミュニケーション支援が入らないと,自分の思いを反映させるために主体的に自分の支援プランづくりにかかわることが難しい。STは,その技術を用いて意思疎通支援を行い,支援プランに本人の意思を反映させるサポートをすること,またコミュニケーション活動の場を探し,参加が可能な地域資源づくりにかかわっていくことが求められている。
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