連載 自分らしく生きるための「社会生活力プログラム」理論と実践・第2回
社会生活力プログラム・マニュアルの活用で,自己理解を深め自立へ
小滝 みや子
1
,
寺内 勲
2
1千葉県千葉リハビリテーションセンター 総務部総務室高次脳マッチドオフィス
2千葉県千葉リハビリテーションセンター更生園
pp.239-243
発行日 2020年9月15日
Published Date 2020/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003201216
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はじめに
この度発刊された『障害のある人のための社会生活力プログラム・マニュアル—自分らしく生きるために』は,障害者総合支援法下における自立訓練事業所(機能訓練・生活訓練)や地域活動支援センター,精神科デイケア等の機関で実施することを想定しています。
なかでも自立訓練事業所は,地域生活や社会生活を実現していくための,社会リハビリテーションを理念に,社会生活力を高めるプログラムを提供しています。
対象者は身体障害や精神障害,知的障害を有する人々ですが,失語症や高次脳機能障害,発達障害,視覚障害,聴覚障害を併せもつなど,多様な人々が利用されています1)
今回は,自立訓練事業所において,書籍『社会生活力プログラム・マニュアル』2)3)(以下,SFA)を参考に取り組んだ実践を紹介します。
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