巻頭言
新しい仕事に向かって
多良 淳二
1
1医療法人社団永生会 介護老人保健施設イマジン
pp.66-67
発行日 2020年5月15日
Published Date 2020/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003201171
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昨年度
私は作業療法士として18年目であり老健で8年目を迎えましたが,昨年転機を迎え,事務方への異動(兼務ですが)となりました。個人的には人事や労務,財務的な人事的な内容に関しては全くの素人でした。異動の結果それまでの業務も管理しつつ,事務業務が増え,今までと変わる業務に対しての戸惑いが多い状況でした。わからないことがわからない状況で,請求業務などにはほぼ関与もできず,異動当初は当面課題となっていた人材の採用に関する業務を主で行っていましたが,これも進め方がわからず模索しながら行っていました。
とにかくすべてが新しくあり,リハ職の私にとっては別世界でした。ひとつずつ理解しようにも,次から次へ業務が生まれ,事務所では電話が鳴り,一つの業務を理解する前にまた別の業務の処理をしなければならず,結果すべてが中途半端な始末…とにかくこんなにできない自分に嫌気を感じる始末でした。
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