連載 実践から読み解く地域リハと地域包括ケア・第1回【新連載】
地域リハと地域リハ研究会の現状と未来—地域リハさいこう(最高・再考・再興)
柳 尚夫
1,2
1全国地域リハビリテーション研究会
2兵庫県豊岡保健所
pp.509-511
発行日 2015年7月15日
Published Date 2015/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.5003200157
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全国地域リハビリテーション研究会の現状
全国地域リハビリテーション研究会(以下,研究会)は1979年にスタートした日本における地域リハの草分け的組織である。研究会では,地域リハのあり方を個人会員が,職種や所属を越えて,実践を踏まえて学び合い,語り合ってきた。また,リハ・ケア合同研究大会の主催団体の一つで,大規模災害リハ支援関連団体協議会(JRAT)の構成団体でもある。
歴史ある組織ではあるが,21世紀に入って,地域リハ第Ⅲ期(混乱・再編期,大田仁史氏による)1)の到来によって,新規の会員は非常に少ない。2000年までは新入会員は毎年40人近くいたが,2001年以降は毎年10人までに激減し,現在の会員数は約200名である。
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